ちがい
こんばんはー。
休みが多くて、
仕事よりも、
毎日の楽しみをつくることに必死です。
かなり前のことですが、
あるドラマを観ていた時のこと。
「差別じゃなくて区別だよ。」
というセリフに、
わたしの心のレバーが動きました。
深ぃぃぃ。
言葉を細かく使い分けること。
面倒なことですが、すごく大切だと思います。
「差別と区別」の違いを考える前に、
今日はこれらをご紹介したい!!
次の3つの言葉、
「ステレオタイプ・偏見・差別」
似てるように思えるけど、
それぞれちゃんとちがう。
ざっくり言うと、
「ステレオタイプがあって偏見が生まれて、偏見から差別が生まれる」
ですかね。
日本語だと固定観念、でしょうか。
実はコヤツは、元々わたしたち人間の本能として存在するらしいんです。
毎日の生活の中で、莫大な情報を取り入れ、処理しなければならない人間。極力省エネでいきたいですよね。疲れますもん。
そこで助けてくれるのが、ステレオタイプ。
過去の経験や知識によって固定された観念をもとに、入ってくる情報を選別するんです。
コーヒーで例えましょう☕️
「ホットにしますか?アイスにしますか?」と聞かれて、「ホットは熱せられていて温度が高いが、アイスは氷が入っていて温度が低い」なんていちいち考えませんよね。
「今日は暑いからアイス」とか「今日はホットの気分だからホット」とか、
こうやって、最短ルートで判断できるのは、
ステレオタイプという本能のおかげなんです。
ただ、この判断が偏り始めると、
コヤツが生まれちゃうんです。
▽偏見
「今日は暑いんだからアイスでしょ」
「今日は絶対ホットの気分でしょ」
この偏った見方、考え方が偏見なんです。
「暑いこと」と「アイスを選ぶこと」は、必ずしもイコールになる訳ではないですよね。
「今日の気分」と「ホットを選ぶこと」、これも、全ての人にとってイコールで繋がる事柄とは言えません。
暑い日にホットを飲む人もいれば、今日の気分がアイスの人だっていますよね。
ちなみにわたしは、ホットの気分です。
やっとここまできましたね。
じゃあ、差別って何なのか。
▽差別
それは、偏見を言動に出してしまうこと。
「あいつ今日暑いのにアイスじゃなくてホット選ぶんだって。おかしいよね。無視しよう。」
「暑い日にホット飲むんだから、今日みたいに寒い日はアイスなんでしょ?わたし冷たいもの飲むとお腹壊すから、これ飲んでよ。」
今までの流れで例えると、こーゆー事ですかね。
何の根拠もない、
今までの人生で作り上げられた
自分の中の常識だけで
物事を見て、理解したつもりになって、
言葉にしたり、行動に移すことが
どれだけ身勝手か。
でもって、
この平和ボケする国では
偏見や差別を
他人事だと捉えがち。
だから、こうして、
言葉の概念から、
なぜステレオタイプがあって、なぜ偏見があって、差別があるのか
それを知るだけでも、変われるものはあると思います。
思考、意識、言動、なんでも。
まずは知ることが大切だと思います。
世の中、知らないことの方が多いですからね。
死ぬ直前になっても、きっとそう。
この長ったらしいブログが、
誰かの新しい知識になってくれたら、
という欲を込めて、
ポチッと投稿します。
以上。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
ーこうきしんブログー